スーパーで買い物をしたり、家族でレストランへ行ったり、お気に入りのお菓子を買ったり
私たちは毎日、いろいろな会社の商品やサービスを利用しています
その中には「株」を発行している会社もたくさんあります
でも、そもそも株とは何なのでしょうか?
ニュースで「株価が上がった」「日経平均が下がった」と聞いても、仕組みが分からないと少し遠い世界に感じますよね
そこで今回は、まちのケーキ屋を例にしながら、会社と私たちが株でどうつながっているのかを見ていきます!
先に結論!
株は、事業を成長させたい会社と、その会社にお金を出す人をつなぐ仕組みです
この記事は、株の仕組みを初めて学ぶ方向けの教育記事です
特定の銘柄や金融商品の購入を勧めるものではありません
この記事で分かること
- 会社が株を発行する理由
- 株と株主の関係
- 株式市場がどんな場所なのか
- 株価が動く基本的な理由
この4つが分かれば、ニュースに出てくる「株」が少し身近になります!
この記事の内容
- 会社がお店を増やすには、お金がかかる
- 株は会社を小さく分けたもの
- 株を持っている人が「株主」
- 発行された株は、株式市場で売買される
- 株の値段はどうやって決まるの?
- 株主になると、どんなことがある?
- ケーキ屋と私たちのつながりを整理しよう
会社がお店を増やすには、お金がかかる
地元で人気の「まちのケーキ屋」を想像してみてください
毎日たくさんのお客さんが来るようになり、店主は2号店を出したいと考えました
新しいお店を出すには、店舗を借りたり、オーブンを買ったり、働く人を雇ったりする必要があります
もちろん、まとまったお金も必要です
会社がお金を用意する方法はいくつかあります
銀行から借りる方法もあれば、株を発行してお金を集める方法もあります
ここがポイント!
会社がお金を集める方法の一つが「株」です
株は会社を小さく分けたもの
株は、会社を小さく分けたものだと考えると分かりやすいです!
まちのケーキ屋が会社をたくさんの小さな持ち分に分けて、その一つひとつを「株」として発行します
その株を買った人から集めたお金を、新しいお店や設備のために使います
こうして会社は、事業を大きくするためのお金を集められます
株を買った人は、その会社の一部を持つことになります

株を持っている人が「株主」
株を持っている人を「株主」といいます
ケーキ屋の株を持っていれば、その会社の小さな一部分を持つ株主です
といっても、お店のケーキを自由に持ち帰ったり、自分一人で経営を決めたりできるわけではありません
まずは、会社をお金の面から支え、その成長を見守る一人になるくらいに考えればOKです!
かんたんに言うと
株を持つ人=株主です!
発行された株は、株式市場で売買される
会社が発行した株は、その後「株式市場」で人から人へ売買されます
株式市場は、株を買いたい人と売りたい人が集まる場所です
日本では、東京証券取引所などがその役割を担っています
ここで一つ、知っておきたいことがあります
私たちが普段、株式市場で株を買ったとき、そのお金が毎回そのまま会社へ渡るわけではありません
多くの場合は、すでに株を持っていた人から株を買います
会社が株を発行する ↓ 最初に株を買った人のお金が会社へ入る ↓ その後は株式市場で、人から人へ株が売買される 少し意外ですが、これも株の大切な仕組みです!

株の値段はどうやって決まるの?
株式市場では、株を買いたい人と売りたい人がそれぞれ希望する値段を出します
その条件が合うと、売買が成立します
「この会社はこれから成長しそう」と考えて買いたい人が増えると、株価が上がることがあります
反対に、「この先は少し心配」と考えて売りたい人が増えると、株価が下がることがあります
スーパーで人気商品が品薄になると値段が変わることがありますよね
株も同じように、買いたい人と売りたい人のバランスで値段が動きます
ここがポイント!
買いたい人が多いと株価は上がりやすく、売りたい人が多いと下がりやすくなります
株主になると、どんなことがある?
株主になると、会社の方針を決める投票に参加できる場合があります
また、会社によっては次のようなものを受け取れることもあります
- 会社から現金を受け取る「配当金」
- 商品や割引券などを受け取る「株主優待」
買ったときより株価が上がり、その株を売れば差額を受け取れることもあります
ただし、配当金や株主優待はすべての会社にあるわけではありません
株価も上がるとは限らず、買ったときより下がることがあります
この部分は、別の記事で一つずつやさしく見ていきます!
ケーキ屋と私たちのつながりを整理しよう
ここまでの流れを、もう一度まとめてみましょう
ケーキ屋が2号店を出したい ↓ 株を発行してお金を集める ↓ 株を買った人が株主になる ↓ 発行された株は株式市場で売買される ↓ 買いたい人と売りたい人のバランスで株価が動く 株は、ただ値段が上がったり下がったりする数字ではありません
事業を成長させたい会社と、その会社にお金を出す人をつなぐ仕組みです!
今日覚えておきたいこと
今回、覚えておきたいのは次の3つです
- 株は、会社を小さく分けたもの
- 株を持っている人を株主という
- 発行された株は、株式市場で人から人へ売買される
まずは、この3つが分かれば大丈夫です!
次の記事では「株価はなぜ上がったり下がったりするのか」を、もう少し詳しく見ていきます
次に読みたい記事
株はどこで、誰から買うの?証券会社と株式市場の役割

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